May 17, 2010
数学でも物理学でも法律でも、何か体系的な大きなシステムを学ぼうとする場合、学習上の困難さが必ずつきまと う。

それは、ある体系を学習するには、部分から入っていかざるを得ないが、部分をよ く理解するには全体が分かっていなければならないといった矛盾した構造にあるからではなかろうか。



つまり、よく分からな いながらも部分を一つ一つ学習していき、ある程度全体ビジョンがおぼろげに見えてくると、今まで良く分からなかっ た部分が前よりも分かってくるというプロセスを辿る。

この繰り返しによって、部分と全体の理解を深めていくしかないわけだ。



こ れは非常に労力のかかる勉強方法であるが、人間の理解というのはこういった矛盾を努力によって克服することでしか築くことができないのだろうか。